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吹奏楽コンクール(フルートについて)


この時期なのでね。私笛だし。笛の事も書いておこうかなぁと。 吹奏楽指導をさせていただくようになって、フルートだけ教えるパターンと、全体を教えるパターン、ふた通りの役所をさせていただくようになりました。 フルートだけ教えている学校に関しては、他が真似できないようなソリストを育て上げることを常に考えて指導させていただいております。 それなに?って感じですよね。 吹奏楽の曲は笛のソロが付き物なので、大人と同様の体の使い方を徹底して指導し、肺活量と背筋腹筋を意識させ、表現をしっかり伝授します。 全体の指導をさせていただいている場合は、基本的に笛を見る時間はありません。 なので、本当に私の持論なのですが、言葉で伝えて、模範演奏を目に焼き付けさせ耳で記憶させて徹底的な自主練をさせるしかありません。

笛のパートは、部員の中でも忍耐強くて根性のある女子力高い子😎✨を入れてください。と、よく言ってます🤣 なぜなら、私が笛に出す注文が非常に多くなるから。(全パート群を抜いて笛の課題をだすのが一番多いです) これやっときなさい。あれやっときなさい。という感じです。 全体の指導でも笛パートの指導でも、言ってる事や練習してもらっている内容は一緒です。

楽器をキチンと奏でさせる。

これです。


では、これはどうするのか。


笛って、非常にわかりやすい楽器なので、

キチンとした体幹で、キチンとした腹式呼吸で

演奏してるかどうかは、

音を聴けばすぐに分かります。


特に分かりやすいのはソロになったときのビブラートですね。

音が浅いと、ビブラートも浅いです。

なんでもビブラートかければ良いというわけではありません。


ビブラートもおへその下でかけるもの。おへその上でかけるもの。身体の中で薄くかけるもの。など、様々な奏法があります。


吹奏楽コンクールの場合、子供はまだ身体が未発達ですので、先ずはおへそ下でかけれるビブラートの習得を目指すのが早いです。


私の場合は、そこを先ず徹底させます。

これは体幹や腹式呼吸の基礎にも通じますので、

ここを徹底させる事で、

音に重心ができ、深い音を奏でるようになります。


そこに至るまでは、やはり経過観察を怠らないことなので、個別指導だろうと全体指導だろうと、そのときそのときの体幹をしっかり見極め、指示をさせて頂きます。※しつこく🤣


また、脱力も物凄く重要で、これらのことは自分自身ではなかなかつかめない事なので、こちらも注意深く、しつこく指示や観察をさせて頂きます笑


吹奏楽コンクールにおいてのフルートの立場は、華やかさと音質の際立たせ方だと思います。

普通に吹いては全く目立たないので、減点にならなければ加点にもならない。


キラっと輝く場所を見つけ、しっかりと輝かせるアピールが出来るかどうかです。


体幹がしっかりとして、楽器をキチンと鳴らせれば、審査員は必ず気付いてくれます。

音の質そのものが違いますから。


そして、ホールの反響板を使って、うまく響かせましょう⭐️


皆んなの印象に残る素敵な笛吹として覚えてもらえますよ⭐️


よかったら、ジョリヴェのソナタを聴いていただけましたら幸いです⭐️笛の曲です✨


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました⭐️




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